皮膚の老化と糖化 1

本日は皮膚の老化と糖化についてお話しします。

この写真の溝は頬の皮膚表面の状態を現しています。白く見える溝は皮溝、盛り上がっている部分は皮丘と呼ばれています。お肌のキメはこの皮溝と皮丘で構成されています。

ご覧の通り、若い人ほど緻密で整然としているのがおわかりでしょうか?

私ども研究者も、肌の老化を知るための一つの指標として、キメの美しさを見ています。

 

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さて、皮膚の老化をはじめ身体の老化に深く関わっている化学的変化に、糖化があります。

今、世界中のセレブ、エグゼクティブ達の間でも話題にのぼっているのが、この糖化の問題です 。

今、糖化を防ぐアンチエイジング法が注目されているのです。

 

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糖化ってなに?
身体にどんな影響があるのでしょうか?

糖化とは、血液中に長く糖分が残っていることで、糖が体内のタンパク質と結合してしまうことをいいます。

過剰な血糖によって、コラーゲン、エラスチンなどのタンパク質が糖化すると 変性して硬く脆くなります。
そして、最後はAGEs(Advanced Glycation Endroucts)という最終糖化産物になります。

最終糖化産物は血管病変を起こし、私たちのからだをどんどん老化させます。 そして一度できてしまうと、取り除くことができないという厄介な代物です。

糖尿病患者さんが、合併症と言われる腎臓病や失明、四肢の神経障害などで辛い思いをされるのは、これらの糖化産物の影響です。

 

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もちろん糖尿病の方だけでなく、健康や美を目指す方にとっても糖化は大敵です!

◎ 髪の毛はついては、脱毛、キューティクルのくすみが起こります。
◎ 皮膚では、しわ、シミ、たるみ、代謝異常を起こします。
◎ 血管が動脈硬化を起こし、肌の色つやが悪くなります。
◎ 脳タンパク変性が起こり、アルツハイマー型など認知症になります。
◎ 女性ホルモン分泌低下など性機能障害を起こします。

 

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糖化を如何に防ぐかが、健康美容のキーポイントになるのです。

次回は、糖化を防ぐための養生法についてお話しします。

 

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